ミーンミーンミーン
大学生のころ。
夏の駅構内。
「じゃあ、またねー」
「あ! ビアードパパ買ってっていい?」
「うん」
「うちの家族、このチョコ乗ったやつ好きなんだよねー」
「へー」
…
…
…
「これなら買ってあげるけど」
「え、いいの!?」
「うん」
家族の分と一緒に、チョコの乗っていないシュークリームを一つ買ってくれた。
「ありがとう!」
箱の中のほかのシュークリームに僕の手が触れないよう、僕の分だけ取り出して、急いで食べた。
口の周りにクリームがついた。
マスターアカウントと、そうじゃないアカウントがあった。