TOEICのスコアはハガキが届いた時点で決まっている
ベルサール
TOEICのスコアは、試験中に決まるのではない。
ハガキが届いた時点で、すでに決まっている。
もちろん、それは運命が決定づけられているだとか、スコアはすでに決まっていて、一生懸命解くことでしかその数字を確かめられないだとか、そんなスピリチュアルな話でも、禁欲的な話でもない。
ただ、受験票に書かれた受験地を目にした瞬間、あの気持ちがよぎるだけの話。
聞いたことのない大学。
乗り換えが二駅もある会場。
リスニング音が反響してきそうな建物名。
高額な受験料。
地球温暖化。
オゾン層の破壊。
その瞬間、胸の奥に、気づかないふりをしていたあの言葉がふと浮かぶ。
「サボっちゃお」
ハガキが届いた時点で、もう心のどこかで当日は行かないと決めてしまっているのだ。
TOEICのスコアはハガキが届いた時点で決まっている。
悪いのは僕じゃない。
TOEICの会場だ。
昼まで寝よっと。